私たちの味づくりについて

コーヒー豆の焙煎と販売

海外産のコーヒーの生豆(グリーンビーンズ)と、嗜好品などの副材を掛け合わせたコーヒーを自家焙煎する独自製法でコーヒーの味づくりを行っています。
これまで業界のプロセスになかったグリーンビーンズの発酵を専門に行い、コーヒー豆の流通過程に発酵を挟むことで、ロースタリーやカフェそれぞれに合わせたコーヒーの風味を創ります。


独自製法の「セカンド・ナチュラル」と「浸漬」

当社では、副材の掛け合わせ方として独自製法の「セカンド・ナチュラル」と「浸漬」の製法を取り入れています。

「セカンド・ナチュラル」とは、コーヒーチェリーの果肉を残したまま発酵させてコーヒー豆を精製するナチュラル製法に発想を得て、コーヒー豆を副材となる果物や果汁に漬け込み、追発酵させるプロセスです。
味づくりの面だけでなく、副材にその土地で造られる果物を使用することで“旬の果物”や農産物の“特産品”があるように、コーヒーに季節性やご当地性を持たせることができ、新たなコーヒーの発見につながります。
また、使用する副材には、大きさやキズ、絞ってもジュースなどへ加工が難しいなどの理由により市場に並べられない食材を活用することで、フードロスの削減にもつながります。

「浸漬」とは、生豆(グリーンビーンズ)を蒸留酒やハーブ液などに漬け込み、乾燥させることで風味を創り出すプロセスです。蒸留酒を使用した場合は、焙煎時にアルコール分も飛び豊かな風味だけが残ります。
また、通常の生豆と同様の許可で販売できるため、スペシャルティコーヒー同様、各ロースター様での焙煎による風味の表現の幅が広げられます。

これらの製法でコーヒーを専門的に生産しているのは日本初の取り組みです(当社調べ)

生豆加工の利点

生豆の加工を行うことで、飲食業界、地域、コーヒー文化にそれぞれの利点をもたらす、三方良しの関係が生まれます。


コーヒーショップの強みの創造
各ブランド・店舗で提供したい味わいを、コーヒー豆の「産地」「焙煎度」「抽出方法」以外の新たな軸で表現できます。

流通の拡大
例えば地元のウイスキーとコーヒーを掛け合わせることで、ウイスキーなのにコーヒー売り場に並ぶことが可能に。ブランドの接点が流通により拡大します。

地域への新たな観光資源
地域の特産農産物とコーヒーを掛け合わせることで、その地域の「ご当地コーヒー」が生まれ、新たな観光資源になることで、地域活性の一助になります。

文化創造
日本ならではの特産品・農産物と掛け合わせた「地元の味」が浸透していくことで「日本らしいコーヒー」というコーヒー業界の新たな文化が生まれます。
OEMで地域やお店に合わせた味づくりも行っております。
お気軽にお問合せください。
→お問合せ